2022-09-26

木工印章ケースのこと vol.03オリジナル木製印章ケースへの想い

前回の投稿からだいぶ日がたってしまい、

申し訳ございませんでした。

彼岸花が満開で、

美しい秋空の季節、皆様いかがお過ごしですか?

 

前回の続き、

〈木工印章ケースのこと vol.03オリジナル木製印章ケースへの想い〉

について書かせていただきます。

 

スミレ堂のオリジナル印章ケースの開発が

スタートした際から、私たちが考え、想いとして込めていることを、

4つにしてまとめてみました。

 

-01.ハレの日にふさわしい、上質な素材と形。

ハレの日というのは、「出産」や「成人」「結婚」といった、

人生で一度しかない大切な節目のこと。

その大切なハレの日に、ふさわしいと思ったのは、

無垢の日本の木材。

年月とともに、飴色に輝きが増していく

無垢の山桜の木は、日本らしさも感じられ、

世代を超えて受け継ぐことのできる

アンティークの価値があり、

ハレの日にふさわしい材料だと

考えました。

また、カタチは、シンプルで世代を問わない

長方形の形を目指しました。

どんなデスク周りにおいても、

印章ケースの存在感は

そっとライフスタイルに溶け込む、

目立たない存在。けれど、

無垢の木の持つゆらぎの癒し効果で、

いとおしい癒しのアイテムとなることでしょう。

 

 

-02.末永く愛してもらえる、丈夫で、天然の素材であること

無垢の山桜は、年月とともに色に深みが増していき、

世代を超えて受け継がれていくアンティーク品の価値があります。

また、丈夫さでは、無垢材は天然素材のため、

お部屋の直射日光の当たらない引き出しに適切に管理すれば、

100年以上その形を保つことができます。

また、印章ケースも、印章も、

どちらも天然の木材で科学素材ではないため、

最後は土に還る、環境にも配慮した商品です。

 

-03.じぶんらしさが感じられ、いとおしく想える

どこにもないデザイン

既存の印章ケースの概念を取り払い、

姿、形をゼロから考えました。

どこにもないスミレ堂でしか

取り扱いがない木製印章ケースとして、

デザイン、試作、商品発売まで、1年以上

費やしました。

木工職人が、妥協せずひとつひとつ丁寧に、手作業で

製作している、一生ものの印章ケースといえる、

自信作です。

また、手書きで名入れもさせていただくことで、

本当に世界でただひとつの

あなただけの印章ケースとなります。

名入れも、カリグラフィーデザイナーの方に

お願いし、手書きにこだわっています。

名入れをすると、個性が出て、

見るたびにいとおしさが増してきます。

8割の方が名入れも一緒にご注文されます。

 

-04.デザインが優れているだけではなく、

印章ケースとして使い心地が優れていること

片手で蓋がスライドでき、

簡単に印章が取り出せるという

動作がスムーズでなければ、

いくらデザインが良くても

印章ケースとしての

本来の役割を果たしていないので、

何度も試作で検討した

こだわりの部分です。

蓋は、スライドで

簡単に開け閉めすることができ、

磁石が内蔵されているので、

開けるとき、ちょうどよいところで

蓋が止まる設計になっています。

少し強く引っ張らないと蓋が取れてしまうことは

ありません。

また、閉めるときは、

磁石が気持ちよく吸い寄せる感覚で

閉じてくれます。

スライドの開け閉めは、

木の材質がとても軽いので、

スムーズに片手で行えます。

 

印章が収まっているところは、

中心に指をいれる半円の

スペースが上下にあり、

親指と人差し指が

ちょうど入る大きさです。

指が入るちょうどよい

スペースサイズ、高さに

こだわりをもって設計してあります。

 

 

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ケースのデザイン・素材・製作ひとつひとつに、

「末永くお使いいただきたい」

という想いを込めた、

こだわりぬいたスミレ堂の木製印章ケース。

印章セットのご注文を検討くださっている方に、

少しでも想いが伝わったら幸いです。

 

最後までお読みいただき、

本当にありがとうございます。

 

text/

スミレ堂director

増田彩

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