家具工房、トリックフォアトリートさんのこと
こんにちは!
前回の工房来訪についての続編です。
スミレ堂の印章ケースは、
瀬戸市、品野地区にある、
家具工房「トリックフォアトリート」の
竹本剛さんが、一点一点手作業で
丁寧に作られている、
スミレ堂オリジナルの木製印章ケースです。
先週、製作現場である家具工房へいってきました。
工房のあたり一面は、
こんな里山の風景が広がっていました。
工房あたりを歩いて散策すると、
趣のある製陶所が立ち並んでいます。
岐阜県多治見市の県境とも近く、
古くから陶器製造が盛んな町だったことが
伺えます。
瀬戸は、陶器製造に限らず、
トリックフォアトリートさんのような、
ものづくりされる方々の製作拠点として、
様々な作家さんが日々製作に励んでいる街です。
里山の静かな環境で、自然と近い暮らしをしていると、
自然のエネルギーと相まって
インスピレーションが湧いて作品にも
よい影響が生まれそうです。
工房の外観です。こちらも元々は、
陶器製造の工房で、跡地を
木工家具の製作工房へと
セルフリノベーションして
運営しています。
家具製作に必要な、大型機械たち。
改めて間近でみると、迫力があります。
ちょうど、椅子の製作中でした。
曲木のやり方を、
素人の私にも丁寧に教えていただけました。
几帳面さがうかがえます。
竹本さんの
代表作であり、一番人気の、
エクステンションテーブルを、
私も自宅で愛用していますが、
とても使いやすく、
丁寧に作りこんであります。
スミレ堂の印章ケースも、
エクステンションテーブルも、
丁寧で実直な竹本さんの
ものづくりへの信念が、
細部にも宿っていて、
使うたびに美しさが増していく・・
不思議な力を秘めています。
無垢の木の本来の力と、
職人さんによる技術で、
美しい木工製品へと
変化する過程を、
もっと知りたくなりました。
そして、改めて製作過程のことや、
現場を見させていただくと、
愛着がさらに湧いてきました。
次回の記事は、
印章ケースの製作の様子について
ご紹介していきたいと思います。
最後に、
100年経っても美しい、
末永くお使いいただける
無垢材のオーダー家具に興味がある方は、
是非お気軽に問い合わせてみてください。
工房の横には、定番家具のショールームと
打ち合わせのできるスペースもあります。
詳細は公式webもご覧くださいね。
トリックフォアトリートwebページ
https://www.trick-for-treat.com/
text/
スミレ堂 director
増田 彩